失業給付(基本手当)の金額としくみ



失業給付(基本手当)について具体的に触れます。

既に失業給付を受給している方や、詳細に給付金額や日数を計算された方には不要な内容ですが、会社を辞めようと具体的に考え始めた時、まず気になることの一つに“失業給付をどれだけの金額、期間"受給できるのか?”という点があると思います。

切実な問題なのですが、どうにもわかりにくい、ハローワークへ聞くにしても。。という面があると思います。詳細は厚生労働省等のサイトに記載されてはいるのですが、うんざりする方もいらっしゃることでしょう。。

失業給付の金額や日数は、やはり図や表を見ながらポイントを押さえるのがわかりやすいです。

失業給付の給付額は年齢と離職前6ヶ月の賃金で決まる

失業給付の一日あたりの金額(基本手当日額)は、離職時の年齢と、離職前6ヶ月間の賃金総額(ボーナスは除く)によって決まります。

ポイントとなる表をざっと見てしまいましょう。離職前の賃金から算出される賃金日額に、さらに所定の給付率を掛けることにより、基本手当日額が算出されます。この基本手当日額が受給できる金額です。下表は平成23年8月1日から平成24年7月31日まで適用される数字です。

H23-H24.jpg

(平成22年8月1日 - 平成23年7月31日適用金額と計算式はこちら)

あれ?こんなに少ないの!?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。はい少ないです;かつてより大幅に減額されています。(在職時に高賃金を得ていた方は、すぐに上限額にひっかかるため、それまでの賃金の半分すら貰えません)

  関連記事>>失業給付金額の年度推移

まずは離職前に得ていた給与をもとに、賃金日額をきっちり計算して下さい。
賃金日額がその後の計算の基準になります。

  賃金日額=離職前6ヶ月間の賃金総額(ボーナスは除く)÷180
  税金や保険料を控除する前の額面金額で計算します。

賃金総額には交通費や残業代、住宅手当等の各種手当が全て含まれますが、ボーナス・退職金は含まれません。
  
次に肝心の基本手当日額の計算式です。上表と合わせご参照下さい。

  給付率50%〜80%部分の計算式
  Y=(−3W+70,910)W ÷71,200
  (Y=基本手当日額、W=賃金日額、1円未満切り捨て)

  給付率45%〜80%部分の計算式
  Y=(−7W+127,750)W ÷119,000 あるいは
  Y=0.05W+4,240 のいずれか低い方の額
  (Y=基本手当日額、W=賃金日額、1円未満切り捨て)

参考:雇用保険制度
参考:雇用保険の基本手当日額等の変更について