「ジョブ・カード制度」の見直し検討



2014年5月25日 NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140525/k10014703811000.html

第三者が評価した仕事や職業訓練の経歴書を作り、就職などに役立ててもらう「ジョブ・カード制度」について、厚生労働省は、活用が進んでいないことから、制度の見直しに向けた検討を始めました。

ジョブ・カード制度は、非正規雇用からのキャリアアップを目指す人などを対象に、キャリアコンサルタントが客観的に評価した仕事や職業訓練の経歴書を作り、就職や転職の際に応募書類として役立ててもらうもので、6年前から始まりました。

厚生労働省によりますと、平成24年度末時点の利用者は87万人余りで目標の100万人に届かず、また、多くの企業がジョブ・カードを応募書類として認めていないため活用が進んでいないということです。

このため、厚生労働省では、労働問題の専門家や企業の人事担当者などで作る会議を今月発足させ、制度の見直しに向けた検討を始めました。

これまでに、ジョブ・カードは取得の手続きに時間や手間がかかるほか、企業にとっても内容が複雑すぎて応募書類として使えないといった課題が指摘されていて、ことし7月をめどに制度の見直しに向けた方向性を盛り込んだ中間報告を取りまとめることにしています。




宮城の職業訓練校で「左官科」復活 5年ぶり、8人入学



2014年5月23日 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG23020_T20C14A5CR0000/

 宮城県立仙台高等技術専門校(仙台市)で、左官職人を養成する「左官科」が5年ぶりに復活し、入学式が23日、開かれた。入学者は8人。高校卒業後アルバイトとして働いてきた中野徹さん(21)は「人材不足と聞いて力になりたいと思った」と語った。

 左官科は建設業の景気悪化に伴い、2009年春から募集を中止していた。しかし、東日本大震災の復興工事で人材不足が深刻化し、県左官工業組合連合会が復活を要望していた。

 入学の8人はいずれも県内在住の男性で10〜40代。会社員やフリーターを経た人もおり、全員が左官職は未経験。半年間で工具や材料の取り扱い、壁塗りなどの基本的な技能習得を目指す。

 斎繁校長(58)は入学式で「震災で家を失ってこれから建て直そうとしている人たちもみなさんに期待している。頑張って一人前になって」と激励。続いて講師の実演があり、新入生は真剣なまなざしで作業を見つめた。




国内初の農業職業訓練校が長野に開校 横浜で入学説明会



2014年5月22日 毎日新聞
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20140522ddlk14020290000c.html

 国内初の農業職業訓練校が2014年7月、長野県松本市に開校する。就農を希望する若者に農業技術を習得してもらい、農家の担い手不足解消と耕作放棄地の解消を図るのが狙いだ。運営企業は首都圏を中心に広く生徒を募集したいと考えており、第1期生の入学説明会を5月24、25日、横浜市中区不老町の平沼記念レストハウスで開く。

 「クラインガルテン藤ケ原農業職業訓練校」を開設するのは、松本市里山辺で滞在型市民農園や高齢者福祉施設を運営するサングリーングループ。藤井公貴(こうき)代表(55)は「田舎で農業をしたいという若い男女に実習の場と就農の機会を提供するとともに、先詰まり感のある農業に風穴を開け、村おこしにもつなげたい」と話す。

 昨年11月に、長野県から設立の認可を受けた。高知県などにあるハローワークの求職者を対象とした短期(半年程度)の訓練課程とは異なり、正式な農業訓練校としては国内初の開設という。

 コースは園芸科(募集定員16人)の普通課程2年制。2年間の授業1400時間のうち7割は、業務提携した松本や安曇野のリンゴ、ブドウ、スイカ、野菜の栽培農家に出向いて実技を習得する。残る3割は栽培法や土壌、植物病理などの学科を学ぶ。

 全寮制で、生徒は農園併設のバス・キッチン付きログハウス(広さ20平方メートル)18棟に住み込む。

 農水省の青年就農給付金(年間150万円)などの国の資金支援制度を活用するため、受講料は無料。寮費も中途退学しない限り国の資金で全額援助される。実習生を受け入れる農家にも、昼食を提供した場合には月額約5万円の公的支援がある。

 サングリーングループは、松本校に続いて2016年には長野県飯田市に訓練校を設け、その後、国内各地に全国展開する予定。藤井さんは「農業、農村の衰退に歯止めをかけ、農家の暮らしが潤うようにしたい。特に、少子化対策として女性の就農を進めたい」と話している。

 説明会は、東京都や埼玉県内でも予定している。問い合わせはクラインガルテン藤ケ原農業職業訓練校(0263・88・7870)。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。